JMSのサステナビリティ経営
サステナビリティ基本方針
JMSは全ての人々が笑顔で健やかに暮らせる持続可能な社会の実現のために、医師であった創業者の思いを受け継ぎ、時代とともに変化する環境・社会・ガバナンスに対応し、未来の医療に貢献するソリューションを世界中に提供していきます。
価値創造プロセス
2050年の未来を見据えて、企業と社会の持続可能な発展を両立させるための手段を明確にしました。価値創造プロセス図は、未来の医療と社会課題解決に向けた当社の使命と戦略を具体化したものです。
価値創造プロセス図[PDF：1.9MB]
JMSの価値創造プロセス図は、外部環境、強化または所得すべき資本、ビジネスモデル、アウトプット、アウトカムの各要素から成り立っています。以下に、それぞれの要素について詳しく説明します。
外部環境
グローバル化の進展やDXの加速、人口動態の変化、健康寿命の延伸、地球環境の変化、新しい生活様式など、将来のビジネス展開に影響を与える要因を踏まえ、当社のビジョンや戦略を適切に設定し、新たなビジネス機会を見出し、リスクを回避するための対策を講じていきます。
強化または取得すべき資本
人的資本、製造・設備資本、知的資本、社会・関係資本、財務資本、自然資本といったJMSが有するさまざまな資本を適切に活用することで、ビジネスモデルを支え、競争優位を築いていきます。例えば、人的資本を強化することで、従業員の能力やモチベーションを向上させ、イノベーション力を高めることができます。また、社会関係資本を構築することで、パートナーシップやコラボレーションを強化し、ステークホルダーとの関係を深めていきます。
ビジネスモデル
価値創造プロセスの核となるビジネスモデルは、当社の創業精神である「かけがえのない生命のために」に基づいています。現場観察から課題解決までの活動を通じてソリューションを提供する姿勢はそのままに、グローバルを視野にデジタルや外部資本との提携を通じて、価値創造を加速し、さらに深化させていきます。
アウトプット
既存事業再編や戦略的提携を通じて、低侵襲、在宅医療、予防医療、予測医療といったサービスを提供するための、未来医療に向けた新たなポートフォリオの形成を目指します。
アウトカム
JMSの価値創造プロセスのアウトカムは、患者さんにとっては、病気を治すだけではなく、予防や予測などの総合的な医療管理を通じて、生活の質の向上や健康寿命の延伸が実現されます。医療従事者にとっては、アンメットニーズに対応することで、負担の軽減や効率化の実現だけでなく、より良い医療サービスの提供が可能となります。