グローバル展開

すばやく安定的に
医療機器を供給することで
世界中の人々の健康と
QOL向上に貢献。
「いま、医療現場に求められているものを提供する」というJMSの精神は
グローバル展開が進んでも変わりません。JMSは1970年代から海外へ進出しており、
現在、製品の供給先は90カ国以上にのぼります。今後も各国にあるグループ会社と密に連携することで、
より一層ブランド力を向上。世界に通じる「JMS」の浸透を目指します。

JMSの海外事業が目指すもの
新興国を中心に伸長する医療需要をさらに取り込むため、
グローバルマーケティング本部を設置。さらなるグローバル展開を加速させるべく、これまで国内で
培ってきた現場ごとの「ニーズに合った製品開発・生産」を世界規模で進めるとともに、
各国のグループ会社同士で情報交換を活性化することで事業領域の拡大を図っていきます。
最適生産・販売の促進
現地ニーズに適した製品開発・供給
医療現場に求められる製品を届けるためには、各現場の意見を確実に汲み取る情報収集力や、それを開発に反映させる技術力、さらに製品を確実に納入できる生産・販売ネットワークが不可欠です。そのためJMSでは、グループ内での積極的な人事交流を通じて情報交換、技術共有を行い、各国・地域のニーズやトレンドに合った製品展開を進めています。また、高品質な製品を安定供給するという使命を果たすため、「自社開発・生産体制」を整備し、国際規格の認証取得なども積極的に行っています。
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より安全で使いやすい
製品を生み出す技術開発
JMSは「自社開発体制」によって、製品設計、試作から生産までを社内で一貫して行っており、当社独自の製品・技術を多数生み出してきました。これにより各国・現場の声をもとに、求められる製品をすばやく医療現場に届けることが可能となっています。
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医療機器の安定的な
品質・供給を支える品質維持
原材料の調達・配合から最終製品の滅菌に至るまで一括で行う「自社生産体制」を整えています。また日本国内の薬機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律)や、米国、欧州にも適合した管理体制を敷いており、医療機器専門の国際品質マネジメント規格であるISO13485の認証を取得しています。
グローバル市場での事業拡大
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ASEAN諸国での競争力と
販売力の強化近年、東南アジアをはじめとする新興国を中心に医療機器需要が高まっています。これを受け、当社はインドネシアやフィリピンなどアジア諸国に生産拠点を持つメリットを活かし、販売製品群を拡充させるとともに、販売拠点を拡大。さらなる成長を図ります。またASEAN近隣に位置し、市場が急成長している中国では、伸長するCDDS(セントラル透析液供給システム)事業に続くコア事業の展開も進めています。
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OEM※を軸とした事業展開の促進
AVF(血液透析用針)や血液事業関連製品を中心に受託製造を行い、高品質な製品を世界に向けて安定的に供給。高いシェアを誇っています。また設計・開発から生産まで一貫して行えるほか、JMSグループが培ってきた知見を活用し、販売先国での法的事項やBCP※のリスクコントロールまでトータルサポートできる強みがあります。これらの特長を活かしOEM事業を加速させることで、さらなる業績拡大につなげていきます。
※OEM(original equipment manufacturer)とは、他社ブランドの製品を委託製造すること。
※BCP(Business Continuity Plan):事業継続計画