JMS人と医療のあいだに

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在宅医療を、
日常に

近年、入院医療や外来医療に次ぐ第3の医療として、多くの人に在宅医療が選択されるようになっています。「慣れ親しんだ自宅にいたい」という患者さんの思いや、「いつもそばにいてあげたい」という家族の思いをかなえる在宅医療。JMSは、長く付き合う病気だからこそ、少しでも患者さんの負担を減らし、日常生活に寄り添える製品の開発・改良に取り組んでいます。

ミッション5

在宅医療を行う患者さんの
“機器を扱う負担”を減らし、自由度を高める。

  • オンライン診療,訪問診療,在宅治療,通院
    治療の負担を和らげる在宅医療という選択

    病気と長期的に付き合いながら生活しなければならない患者さんにとって、入院や通院は経済的・時間的な負担が大きく、これを軽減する目的で、病院側から在宅医療をすすめるケースが増えています。この背景には、医療従事者不足や、医療費の増加といった現代の課題も関連しており、在宅医療を国全体が後押ししています。

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    求められる安全性と操作性

    在宅医療においては、患者さんの自宅で医療機器が使われます。そのため患者さんやその家族が使いやすくなくてはいけません。一方、特に高齢の患者さんなどは、握力が弱くパーツの接続が確実でなかったり、視力の低下により色やボタンを見分けづらかったりするため、使いやすさに加え、万一操作を間違っても安全な設計(フェールセーフ)が求められます。

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    過程になじむもっとやさしい見た目を

    従来の医療機器は機能重視の設計で冷たいイメージになりがち。その見た目で患者さんに緊張感を与えてしまうこともあります。機器のボタンの色の濃淡や大小、チューブの接続しやすさなど使いやすさを求めつつ、見た目にも配慮することで、在宅医療を行う家庭になじむ医療機器を届けることができるようになります。

JMSの発想

治療の現場に出向き、
患者さんにヒアリング。
リアルな声を、
機器デザインに反映。

使う人が「安全に使いやすい」医療機器を。これはJMSの基本姿勢であり、使用者が医療従事者でも患者さん本人でも変わりません。操作を間違う心配なく、安心して使えるように、はっきりとした色合いや大きなボタンを採用して操作性を改善する一方、機器全体を曲線的に、やわらかな印象を持たせてなじみやすさの改良も図るなど、患者さんの声からわかった課題や要望をデザインに反映させながら、製品開発に取り組んでいます。

Product

  • 自動腹膜透析装置

    明るく清潔感のあるデザイン。寝ている間に腹膜透析を行うことができる装置です。静音設計に加え明るく清潔感のあるデザインで使用する人やその家族の生活になじむよう工夫されています。

  • 腹膜透析接続システム

    腹膜透析の治療で、お腹のチューブと透析液を接続します。外気や細菌の侵入を防ぎ、透析液が外にこぼれ出ない構造です。締まったことが一目でわかるデザインと、“カチッ”というクリック感により、確実な接続を確認できます。