中長期の展望

いま以上に世界の医療に貢献し、
人々の健やかな暮らしに
寄り添う存在へ。
2030年に向けた長期ビジョン
未来の医療を先取りした
新たな価値の創造を実現し、
世界の人々の健康と
QOL(クオリティ・オブ・ライフ)の
一層の向上を支える企業になる。
長期ビジョンの実現に向けた
2020年〜2023年の基本方針
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顧客起点の深化
医療現場と密接した顧客起点の事業運営を深化させ、顧客も自覚していない潜在ニーズを突き止め、共に課題解決することで、新たな成長を実現。
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収益向上への変革
グループ経営を支える人材、組織、制度、体制など、あらゆる観点から役割の見直しと強化を図り、安定的かつ持続的に収益が得られる企業体質への変革を推進。
5つの取り組み
基本方針にもとづき、
以下の5つのポイントを中心に
事業活動に取り組んでまいります。
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01
各事業の効率化とシナジーを促し、
より収益率の高い企業体質へ。事業ポートフォリオ
の最適化ホスピタルプロダクツBU
輸液・栄養領域の拡大、がん領域の成長加速、
摂食嚥下領域の市場開拓
サージカル&セラピーBU
収益構造の継続的改革、基盤製品の強化、
現有資源を活性化させた事業展開
ブラッドマネジメント&
セルセラピーBU日赤白除バッグのシェア拡大、
細胞・再生事業の基盤確立2023年4月よりサージカル&セラピーBUへ統合
各BU共通
グループ資産を活かしたOEM・ODMビジネスの開拓と拡大、
成長性と収益性のある分野への資源再配置、不採算品目整理
BUは“ビジネス・ユニット”の略です。
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02
世界市場でさらなるシェアを獲得。
JMSを世界に通じるブランドに。グローバル体制
の強化成長する中国市場に対して、
CDDS事業に続くコア事業を展開※CDDS(Central Dialysis fluid Delivery System):セントラル透析液供給システム
フィリピン生産拠点の更なる競争力強化と
これを活用したグローバル市場での業績拡大
タイ市場での販売製品群の拡充と
近隣ASEAN諸国への販売展開 -
03
世界の医療・健康に革新をもたらす
技術・製品に積極投資。次世代事業
の創出生分解性材料の技術展開による
癒着防止材(整形外科)や、
消化管ステントへの応用
新製品の継続的探索
(オープンイノベーション推進、
投資ファンド活用、M&A)
IoT、AIなど先進技術を活用した新価値の実現
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04
事業成長につながる、新たな
人材登用や体制構築を実践。グループ経営基盤
の強化グループ生産体制の再編による
最適生産の推進
グローバル市場での薬事許認可の
迅速な取得と法規制対応の体制構築
雇用環境の変化を踏まえた
人事制度見直し、
グローバル人材の確保と育成制度の確立 -
05
社員、環境、ステークホルダーに
配慮した、真に社会貢献する企業へ。持続可能な
社会の実現新感染症等の発生時における製品供給の
継続と感染対策に資する製品開発
健康経営への取り組みの充実と
ワークライフバランスの促進
環境汚染予防、廃棄・ごみ削減に配慮した
事業活動プロセスの推進
など