JMS人と医療のあいだに

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経営方針

トップメッセージ

代表取締役写真

 株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。

 当社グループの業績は、日本国内においては、注力事業として取り組みを進める薬剤調製・投与クローズドシステムの販売が引き続き好調であったほか、ニードルレスアクセスポート付輸液セットや白血球除去フィルター付血液バッグの販売が堅調に推移した一方で、栄養セットや医療用手袋、血液透析装置の販売が減少しました。海外においては、国・地域ごとに状況は異なるものの、医療需要の回復による市場の活性化を受け、主力の成分献血用回路や血液バッグ、中国向け血液透析装置が売上を伸ばしたほか、円安による円貨換算額の増加も加わり、売上を押上げました。

 この結果、当第2四半期の売上高は、前年同四半期に比べ12億72百万円増加の312億48百万円(前年同四半期比4.2%増)となりました。

 利益につきましては、増収効果はあるものの、原材料費や電力費等の高騰に加え、需要拡大に備えた労務費の増加や、研究開発費も増加したことにより、営業損失は3億20百万円(前年同四半期は営業損失44百万円)となりました。また、持分法による投資利益や為替差益の計上などにより、経常損失は1億35百万円(前年同四半期は経常利益56百万円)となり、法人税等を加減した結果、親会社株主に帰属する四半期純損失は2億58百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純損失68百万円)となりました。

 配当金につきましては、利益配分に関する基本方針に基づき、1株につき8.5円とさせていただきました。

 当社グループは、これからも、人と医療をつなぐ架け橋として、それぞれの国や地域の医療現場における「価値」の創造と提供に取り組み、世界の医療と人々の生活の質の向上に貢献するとともに、健全な事業活動を通じて、企業価値を高めてまいります。

 株主の皆様には、今後とも格別のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。


2023年12月