経営方針
中期経営戦略
次のとおり基本方針と取組みを定め、対応を進めてまいります。
基本方針
1.収益構造の改革
投下資本効率を踏まえたグループ収益構造の抜本的見直しを行って体質改善を図るとともに、国内外の市場環境に適応した事業戦略を遂行し、安定的な利益創出を実現する。
2.グローバリゼーションの推進
拡大する海外需要の取込みに向けて経営資源の重点配分と体制の強化を図り、顧客課題を解決する力を高めて、グローバル展開を加速する。
取り組み
①事業ポートフォリオマネジメントの強化
資本コストを意識した事業マネジメントを強化し、成長性と収益性と資本効率のバランスをとった経営の志向により、長期ビジョンの実現に向けた環境変化に耐えうるポートフォリオ構築を進め、企業価値の最大化を目指す。
②構造改革による経営基盤の強靭化
次なる10年先を見据えて、グループ全体最適の実現を目指した構造改革を推進し、高い競争力を支え、環境変化のなかでも安定的な利益を創出する強靭な経営基盤を構築する。
③グローバルな事業収益の拡大
地域特性に応じた最適なソリューションビジネスの展開を通じて、事業のグローバル化を加速させるとともに、JMSブランドの浸透による強固な事業基盤の構築を図り、事業収益を拡大する。
④ESG経営の推進
持続可能な社会の実現に向けて、経営戦略の一環として積極的かつ能動的に取り組みを推進し、事業と企業活動を通じてマテリアリティの解決を図ることで、社会・経済全体への利益貢献と、中長期的な企業価値向上の好循環を実現する。
現在、中期経営戦略に基づいた経営計画の策定を進めており、2023年度中に公表予定です。この中期戦略と計画の実践を通じて、社会の様々な要請に応えつつ、中長期的な企業価値の向上と長期的耐久性を備えた会社へと変革を図ってまいります。